犬・猫殺処分の現状

処分される犬猫を減らしたい!!

福岡県の犬猫の引取頭数
福岡県の犬猫の引取頭数(H15~20年度)

全国の犬猫の処分数の推定は、2006年度は35万匹、2007年は32万匹だそうです。
処分される動物の約7割が猫です。
猫のうち81%が子猫、19%が成猫です。
飼い主の都合で保健所に引き取られたり、捨てられたりした犬猫が大半です。
毎年30万匹以上の犬猫が人間の都合で殺されています。
日本全国で一日約1,000匹が殺されています。
決して安楽死ではなく、ガス室で炭酸ガス(二酸化炭素)を充満させ窒息死させるのです。
もがき苦しんで死んでいくのです。
動物の愛護と管理に関する法律の第18条には、都道府県等には犬猫の引き取り義務はありますが、その処分方法については全て自治体の裁量で決められ、殺処分しなければならないわけではありません。

犬の殺処分は毎年、2万匹減少していますが猫は増加しています。
福岡県は、殺処分される犬や猫の数が3年連続全国で一番多いのです。
2008年度に福岡県で収容された犬猫は合計で14,759頭。
そのほとんどが飼い主からの持込ということになっていますが、実態は飼い主のいない猫が6割を占めているそうです。
街や野山で捕獲された犬や猫ももとはといえば誰かが捨てたか、捨てられた犬猫の子孫たちなのです。

猫の場合は子猫が8割ですが、これはたくさん産まれてしまい飼うことができないという理由で、子猫を保健所や動物管理センターに持ち込む人が多いからです。
またのら猫が床下などで出産し、困って持ち込むというケースが多くみられるようです。
不妊去勢手術をしていない猫の放し飼いや猫を捨てるため野良猫になり、繁殖するのが原因だと考えられます。
このような飼い主のマナー違反によって引き起こされた繁殖したノラ猫や放し飼いの猫が増えるために、猫の排泄物や行為を巡るトラブルは、地域社会や行政の大きな課題になっています。

子猫には責任はないのですから、殺処分される不幸な子猫がこれ以上増えないように、繁殖をコントロールできない猫に変わって適正な飼える数にするため不妊・去勢手術が必要です。

飼い主のいない猫にかわいそうだからとエサだけを与えることは無責任な行動です。
エサを与えるなら、慣れてきた時期に保護して、一代で終わるように不妊・去勢手術をし、処分される子猫を減らすようにしなければなりません。
またエサとフンの後始末と、周辺の理解を得るように努めることが必要です。
このような活動を地域猫活動と呼びます。

ねこともの会では地域猫活動をする過程で、たまたま出会った子猫や人に慣れて室内飼いできそうな成猫が幸せになるように里親探しもしています。
ねこ助けはひと助けなのです。
但し飼い主のいない猫を引き取って飼い主探しをする会ではありませんので持込は受けていません。

(ねこともの会 記)

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